2023年11月21日
11月21日(火)、東日本三菱自動車販売株式会社(以下、東日本三菱)は、東京都小笠原村、東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東京電力パワーグリッド)と「地域循環共生圏の実現に向けた共創に関する連携協定書」に
おける三者協力体制構築に関する覚書の締結式を行いました。
東日本三菱は、小笠原村で電気自動車(EV)を普及させることを通じて、より安心・安全に暮らせる街にする取り組みを『EVで島をMOTTO元気にプロジェクト』として小笠原村の地域特性を踏まえつつ、地域循環共生圏実現の絵姿を共に考え、共に創り上げていきます。
東日本三菱さまにおかれましては、この協定の趣旨にご賛同いただき、中古電動車両の供給にご協力頂けることに深く感謝申し上げます。また、日頃からこのような社会貢献活動に取り組まれていることに、敬意を表する次第でございます。
本村は我が国では類のない超遠隔離島であり、このような取り組みにあたっては本村のみで推進していくことは難しい面も多々ございます。この度このような重要課題に対して民間会社との連携体制を構築できましたことは、大変心強く感じておりますし将来的な脱炭素社会の実現や地域防災力の向上などに寄与するものと確信しています。
本日、小笠原村さまならびに東日本三菱さまとの「三者協力体制構築に関する覚書」締結式の場をこのような形で迎えられましたこと、関係者の皆さまに感謝申し上げます。
東日本三菱さまは、電気自動車、特に軽自動車における日本屈指の販売会社として、防災や脱炭素に取り組まれておられます。弊社といたしましても、電気供給事業者・エネルギー事業者として、今回の取り組みをきっかけに、島内のレジリエンス強化や循環型社会・脱炭素社会の実現に向け貢献させて頂きたいと考えています。
このように三者の目指す方向性が一致し、このたび小笠原村さまと東日本三菱さまならびに弊社の三者で覚書を締結する運びとなった次第でありまして、共通の目標を掲げ、力を合わせ、より具体的な方策を進めていきたいと考えています。
近年の自然災害は広域化し、また、その被害の規模も深刻化しています。
そのような中で、村長さまの想いである「笑顔あふれ、明るく、活力ある村づくり」に不可欠な『自然災害対策』に対して、弊社の電気自動車がお役に立てることに大きな喜びと誇りを感じています。
特に、自然災害時に発生する停電の局面においては、停電から復旧までの時間を三菱の電気自動車と外部給電装置を組み合わせることで、生活に不可欠な電力の供給が可能となります。
また、普段は日常の足としてクルマをご活用頂きながらも、有事の際はBCP対策に寄与するものであり、地域の皆さまの不安をやわらげ「安心・安全」をご提供できるものと考えています。
本日の協定締結は、小笠原村さまならびに東京電力パワーグリッドさまからのご理解を得て実現したものであり、皆さまの協力のもと、弊社で取り扱う電気自動車を通じて、小笠原村さまのご発展に少しでもお役立てができるように努めて参る所存です。
■2023年11月21日 三者協力体制構築に関する覚書締結式(YouTube)
詳しくは上記をクリック