こんにちは、はいっ!キラッセンジャーの伊藤です。
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まず、
「V2H」システムとは?
「クルマ(
Vehicle)から家(
Home)へ」を意味するこの言葉は、電気自動車に蓄えられた電力を、家庭用に有効活用するシステムのこと。
「EV用パワーコンディショナ」、電気自動車の駆動用バッテリーが直流電気。家庭用で家電製品を使うために交流電気へ変換する装置。もちろん、電気自動車へ家庭用の電気で充電する時にもV2Hを使用します。
イラスト:電気自動車から電気を自宅に送っている概要図です。
100%電気自動車のミニキャブ・ミーブをお使い頂いている林様が、ご自宅に「V2Hシステム」を新築建設時に取付け施工されたことをお聞きしましたので、見させてもらいました。
写真:V2Hシステムお使いの林様ご自宅にて。
写真:屋根には太陽光ソーラーパネル設置。
システム概要は、
①太陽光パネルで太陽光発電をして、家庭用電力として使い、発電で余った電力は電気自動車の充電に使って、それでも余った電力会社へ売電したり。
②そして、日中の陽が出ている時間は太陽光発電でまかなって、夕方からは電気自動車の駆動用バッテリーから電気を取り出して自宅に送る。
『電気自動車を蓄電池として使う!』
写真:ミニキャブ・ミーブと
V2H機器(ニチコン製)
画期的ですね!以前からV2Hシステムはありましたが、実際にそのシステムで家庭用の電気を使われている方、私は初めて見ました。
感動です!
蓄電池として2台体制で運用されています。
①1台はミニキャブ・ミーブの駆動用バッテリー容量は「10.5kWh」。家庭用の蓄電池と比べても変わらない容量。
②もう1台は電気自動車リーフ(日産さん)、こちらは「40kWh」の容量があります。
ミニキャブ・ミーブは普段の移動手段のクルマとして使い、リーフ(日産さん)はほぼ蓄電池として使用。
天候の悪いが続き、太陽光から期待する電力発電ができない時は、2台とも蓄電池として大活躍するそうです。
電気自動車を蓄電池として使う!まさに移動できる電源体です。
一般家庭で使用できる
V2H機器を製造しているメーカーは、
「ニチコン」「デンソー」「東光高岳」の3社となります。
写真:パソコンのモニターから発電量や現在の電気の流れをモニタリングできます。
電気自動車から家庭へ。家庭から電気自動車へ双方で電気が送り合えるシステム「V2H」の紹介記事でした。
今回、取材にご協力頂いた林様。改めて、まっこと!ありがとうございます。
KASHIMA LABO.(鹿島ラボ.)
電気のこと、もっと詳しく知り隊 伊藤